腎疾患・肝疾患・糖尿病の障害
腎疾患・肝疾患・糖尿病の障害は、3つに分かれます。
1.腎疾患 2.肝疾患3.糖尿病です。
2.肝疾患
肝疾患による障害の程度は、自覚症状、他覚所見、検査成績、一般状態、治療及び病状の経過、具体的な日常生活状況等により、総合的に認定されます。
◆肝疾患(1級)
肝疾患での重症度判定の検査成績が高度異常を示すもので、かつ、身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就寝を強いられ、活動の範囲が概ねベッド周辺に限られるもの。
総ビリルビン 単位 mg/dl 3以上
血清アルブミン 単位 g/dl 2.8未満
血小板数 単位 万/μL 5未満
プロトロビン時間 単位 % 40未満 単位 秒 6以上の延長
アルカリフォスターゼ 10以上,br> 腹水 高度(治療により軽快しないもの)
脳症 U度(治療により軽快しないもの)
◆肝疾患(2級)
肝疾患での重症度判定の検査成績が中等度異常を示すもので、かつ、身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就寝しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの又は歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの。
総ビリルビン 単位 mg/dl 2以上3未満
血清アルブミン 単位 g/dl 2.8以上3.5未満
血小板数 単位 万/μL 5以上10未満
プロトロビン時間 単位 % 40以上50未満 単位 秒 4以上6未満の延長
アルカリフォスターゼ 3.5以上10未満
コリンエステラーゼ 診療施設基準値に対して明らかに病的な異常値のもの
腹水 中等度(治療により軽快するもの)
脳症 T度(治療により軽快するもの)
◆肝疾患(3級)
肝疾患での重症度判定の検査成績が軽度異常を示すもので、かつ、歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの又は軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの。
総ビリルビン 単位 mg/dl 0.3〜1.2
血清アルブミン 単位 g/dl 4.2〜5.1
血小板数 単位 万/μL 13〜35
プロトロビン時間 単位 % 70〜130 単位 秒 10〜14の延長
アルカリフォスターゼ 0.8〜2.3