13 年金生活設計
1.年金と貯蓄
★年金と貯蓄
現在、厚生年金(老齢年金)の年金額は平均して月額約18万円といわれていますが、この額は、加入期間が20年未満で老齢年金を受けている人も含めた平均額です。これから年金を受ける人は、加入期間も30年以上の人が多いので年金額はもっと高くなります。ちなみに、35年以上加入して在職中の給料の水準が平均的な人の年金額(モデル年金額)は約24万円になります。
企業年金を受けられる人は、この24万円に企業年金も加えてライフプランをたてられるので、ゆとりがでてきます。それに、多少の差はあっても退職金なり若い頃からの蓄えもあるでしょうから。この貯蓄も一生の間に有効に使うことができます。
もともと、お金は使うためにあるものです。いくら貯めてもお墓までは持ってはいけないでしょう。子孫に美田を残すという考えはもう流行りません。
だから、年金生活者になったら生きているうちに、いかに有効に使うかを考えた方がよいのです。一生の間、過不足なく使うには、それなりの資金計画必要です。その前提として、まず、自分自身のライフプランを立てなければなりません。
年金生活に入ったら、働きがいとして何をやりたいか、どんな趣味があってそれにはいくらかかるか。衣食住から冠婚葬祭などの付き合い、家の修理、趣味や旅行の費用まで、今考えられることをすべて書いてみましょう。
その結果、もし資金が不足するようなら、働くか、手もとのお金の有利な運用を考えるか、お金のかからない工夫をすればよいでしょう。
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